正体はこれ!
フトゲツツガムシ(幼虫)の写真

ツツガムシはダニの一種。北海道や沖縄など一部の地域を除いて全国で生息しています。生息場所は、野山や河川などです。ツツガムシの被害は、ツツガムシが幼虫の時期である春から初夏、秋から冬にかけて発生します。そのため、春や秋にハイキングなどのレジャーを楽しんでいる時に刺されることが多いです。
幼虫の体長は約0.2mmなので、肉眼で見ることは困難。人の体のやわらかい部位、脇の下や内腿、下腹部などを好みます。吸血するのではなく体液を何時間もかけて吸いますが、痛みや痒みはほとんどありません。無毒なツツガムシの場合は、赤くなっても数日後には跡が消えます。
ツツガムシ病の病原体「つつが虫病リケッチア」を保有する有毒なツツガムシに刺された場合は、5~14日後に食欲不振、発熱など風邪のような症状が出ます。刺し口が腫れ、発疹が顔や胴体に現れるので、刺し口のようなものがあり、このような症状が出た場合は、早期に医師の診察を受けてください。ツツガムシ病には毎年全国で数百人が感染し、重症になると肺炎や脳炎症状を引き起こし、最悪の場合は死にいたることもあります。

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医薬品サラテクトはツツガムシの忌避にも効果あり!

医薬品サラテクトはツツガムシの忌避にも効果がありますが、ツツガムシに対しては、使用方法が通常と異なるため、正しく使用し、山や川でのレジャーを楽しんでください。