クモの種類
毒グモを除いて、クモはほとんどの種が無害で、害虫(農業害虫・衛生害虫)を捕食する益虫とされています。しかし、その姿形からくる印象や不吉なイメージなどから嫌う人が多くいます。
ひと口に「クモ」といってもその種類や生態は多様で、クモの中には自ら出す糸で巣を作って餌となる害虫を捕捉するタイプから、巣を作らずに徘徊して害虫を捕捉するタイプまでさまざまです。
また、最近では本来、日本にいなかったセアカゴケグモという毒グモまでが海外から侵入し定着しており、注意が必要になっています。
- 徘徊性のクモ
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日当たりの良い庭や生垣でよく見られる。家の中にも餌を求めて入ってきて、流しの周辺や窓際で飛び跳ねる。視覚が非常に発達している。
- 巣を張るクモ
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秋に公園や雑木林などに大きな巣を張る。本州以南に分布している。
- 危険なクモ
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東南アジアやオーストラリアに生息する毒グモ。攻撃性は無く、素手で触らなければ咬まれることはないが、咬まれると激しい痛みを伴う。ベンチの下やガードレールの支柱などに生息している。
クモの巣の張り方
クモは巣を作るときに腹部をくっつけて糸をつけます。またクモは巣を破壊されても同じ場所に巣を作ろうとしますので、巣を取り除いた場所に殺虫剤を処理しておくと巣を作ることができません。
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