洗口液の口腔内細菌に対する増殖抑制効果
- 研究分野別
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- インプラント
- アイテム別
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- モンダミン ハビットプロ
愛知学院大学
歯学部
主任教授
近藤 尚知先生
インプラント治療を受け、メインテナンスに通院中の患者30名を対象に、 ①洗口前、②ハビットプロでの30秒間の洗口直後、③洗口20分後、において、滅菌綿棒と採取器具を使用して舌背中央から口腔粘液を採取し、細菌測定機器を用いて、綿棒に吸収付着した検体内の細菌数を測定した。
その後被検者は、1日4回、1週間ハビットプロを継続使用し、1週間後に同様のタイミング(④洗口前、⑤洗口直後、⑥洗口20分後)における細菌数を測定した。
- 試験結果
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ハビットプロの1週間の連続使用により、初回来院時と比較して2回目来院時の、舌背から採取した検体中の口腔内細菌数は有意に減少した。同一来院日における比較では、洗口前後で口腔内細菌数は減少傾向を示したが、統計学的有意な差は認めなかった。
ハビットプロの連続使用が口腔内細菌数を減少させ、口腔内細菌の増殖を抑制する可能性が示唆された。
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