インプラント・メインテナンス期間における洗口液の細菌増殖抑制効果
- 研究分野別
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- インプラント
- アイテム別
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- モンダミン ハビットプロ
岩手医科大学
歯学部 補綴・インプラント学講座
主任教授
近藤 尚知先生
岩手医科大学歯学部 補綴・インプラント学講座にて、インプラント治療を終え、メインテナンスに移行した31名を対象にした臨床試験を2017年より行いました(重篤な全身疾患を有する者、口腔内細菌叢に影響する薬剤を使用している者は除外)。
試験の方法は、1回目の来院時にモンダミンハビットプロによる洗口を30秒間行ってもらい、「洗口前」「洗口直後」「洗口後20分経過時」の3回に、口腔内の細菌数を、細菌カウンターで計測しました。その後1週間、1日4回の洗口を継続してもらい、洗口後は同様に3回、細菌数を計測し、モンダミンハビットプロによる洗口の効果を比較評価しました。その結果、洗口前の細菌数の平均値は78.1×105CFU/mL 。洗口直後には、細菌数は40.8×105CFU/mL 。20分後は47.8×105CFU/mL と減少傾向にありました。そして、1週間使用してもらった後の2回目来院時の計測では、洗口前21.2×105CFU/mL 、洗口直後12.1×105CFU/mL、20分後には14.0×105CFU/mL と統計学的に有意な細菌数の減少を認めました。
本試験から、1週間の連続使用によって口腔内細菌数が減少することが明らかとなりました。
- 試験結果
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- ※本レポートは、2020年に予定していました第3回アース・モンダミンセミナーの講演内容について、座長と演者の先生方のご協力を得まして、演題のポイントをまとめさせていただいたものです。
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