周術期における
洗口液を用いた
口腔管理の意義
- 研究分野別
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- 口腔外科
- アイテム別
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- モンダミン ハビットプロ
佐賀大学
医学部 歯科口腔外科学講座
教授
山下 佳雄先生
口腔外科疾患に対する外科処置後は、口腔内に創(傷)が生じた上、縫合糸や顎内シーネ、自家移植された「皮弁」といった異物が加わることが一般的です。
細菌の温床である口腔内では、このような異物のある環境は感染のリスクが平時よりさらに高くなり、治癒の遅延や創の嘴開(しかい)にもつながります。
口腔外科疾患で術後に顎間固定を必要とした患者に、モンダミンハビットプロとプラセボを用いた洗口による比較研究の結果、モンダミンハビットプロ群はプラセボ群と比べ、唾液中のアンモニア値やPCR(Plaque Control Record)値を軽減させることが認められました(図1)。
このことから、モンダミンハビットプロは周術期における口腔管理の補助的役割を担う可能性が示唆されました。
- 試験結果
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図1 術後の洗口のプラセボ対象試験
- ※本レポートは、2020年に予定していました第3回アース・モンダミンセミナーの講演内容について、座長と演者の先生方のご協力を得まして、演題のポイントをまとめさせていただいたものです。
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