この症状はいつまで続く? 子どものアレルギーは大人になるとよくなるの?
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アレルギーは子どもが成長するにつれて症状が出なくなることがあります。しかしアレルギーマーチといって、別のアレルギーが現れることがあるのをご存知でしょうか。
ダニの死骸や糞(フン)は住まいの中の主要なアレルゲンです。子どもから大人まで影響を受けることが多く、特に気管支喘息の子どもの9割以上では、ダニがアレルギーの原因になっています。子どもの気管支喘息は、3歳頃までに6~7割が発症し、その後6歳までに8割以上が発症すると言われています。そして思春期になると軽快することも多いのですが、大人になって再発することも。こうして、成長とともにアレルギー症状が出なくなっていくこともあれば、体質や環境によっては別のアレルギーが現れることもあるのです。加齢とともにアレルギー反応が移り変わってしまうことをアレルギーマーチと呼びます。
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- * アレルゲンとなるものを摂取した後、数分から数時間で急速に全身にアレルギー症状が起こり、命に危機を与えるような過敏に反応した状態。血圧の低下や意識障害を伴う場合をアナフィラキシーショックという。
- 【記事監修】
- 南部 光彦
- なんぶ小児科アレルギー科 院長
- 白井 秀治
- 東京アレルギー・呼吸器疾患研究所環境アレルゲン班 班長