クロゴキブリ(幼虫)とは
クロゴキブリの幼虫は黒っぽく、一番小さくて4mmぐらいです。若い幼虫ほど密集し、暗くて人目につかない暖かい場所にいます。1卵鞘(卵の入った鞘)中の卵の数は22~28個で、卵鞘のサイズは平均で長さ12mm・幅5mm・厚さ3mmと大きめです。固い殻に覆われており薬剤が非常に効き難いので、見つけた際は潰して駆除することをおすすめします。
幼齢、中齢、老齢(9齢)と脱皮を繰り返し、脱皮殻も食べて大きくなっていくクロゴキブリ。8~12ヵ月で成虫になり、成虫の寿命は6~7ヵ月です。クロゴキブリは寒さには弱く、低温下ではじっと動かずに過ごす傾向にあります。22度ぐらいを好みますが、越冬も可能です。