蚊に刺されない空間を作りたい

豊富な種類から、ニーズにあった商品

昔なつかし蚊とり線香

需要は多く、蚊とり線香は今も夏の風物詩として健在です。
家の中でも屋外でも、やさしい香りと安定した効きめで蚊を寄せ付けない空間を作ります。

スイッチひとつで蚊を落とす

電子蚊とりなら、「アースノーマット」!長年愛される蚊とりです。
優れた駆除効果と安定した効きめで、しっかりと蚊を駆除します。
コンセントに挿すタイプと電池タイプがありますので、お部屋に応じてご使用ください。
10~24畳までの広いリビングで使える取替えボトルも揃っています。

お部屋まるごと予防空間に

超マイクロ粒子がお部屋のすみずみまで広がり、お部屋をまるごと予防空間にします。常に成分が供給され続けるプラグ式なので、蚊に対する効きめが安定します。

スプレーするだけで蚊のいない空間に

ますます簡単・便利に!
スプレーするだけで、蚊のいない空間を作るスプレー。
電池も電気も火も要らないので、いつでもどこでも使えます。
※虫よけスプレーではありません。人体には使用しないでください。

虫博士

節電対策が叫ばれている昨今。気になるアースノーマットの電力量ですが、なんと1時間にわずか約5Wh。ちなみに、電気料は1日(12時間使用)で約1円です。省エネでエコな蚊とり器ですが、つけっぱなしにしないで、部屋を出るときは電源offを心がけましょう!

屋外のヤブ蚊対策に

庭作業の前に庭木周り、茂み、地面にスプレーしておくだけで、約8時間ヤブ蚊をよせつけない空間を作ります。

庭木周り、茂み、地面にまいておくだけで、ヤブ蚊を駆除して2週間いない空間を作るとともに、ボウフラ(蚊の幼虫)を駆除します。

外出時の対応を
知りたい(虫よけ)

虫よけ剤の種類は様々です。使用場所や目的によって使い分けてください。

蚊が止まっても吸血させない虫よけ剤

虫よけ剤には「ディート」という薬剤が含まれており、これらは、直接肌に塗って使用します。
この薬剤は、蚊を近づけないという虫よけではなく、近寄って止まっても刺せなくするという薬剤なので、塗りムラがないように使うことがポイントです。
注意点として、「ディート」の入った虫よけは6ヵ月未満の乳児には使用できません。12歳未満のお子様の場合は、大人の監督のもと商品に表示されている回数を目安に使用し、顔には使用しないでください。
エアゾールタイプはお子様に直接スプレーせず、いったん大人の方の手に取りそれをお子様の肌に塗ると、吸い込みを防げますよ!

医薬品のサラテクト!高濃度で効きめ長持ち

河川敷などに生息するダニの一種であるツツガムシにも効果的。長く効く医薬品タイプです。

サラサラやさしいつけ心地♪

定番の虫よけスプレーでしっかり虫よけ。登山・ハイキング・キャンプなどの際に気付かぬうちに吸血されるヤマビルの対策もできます。

  • サラテクトシリーズは、ティッシュタイプ・塗るタイプ・ミストタイプなど、種類やサイズが豊富だからニーズに合わせて商品を選べます。
ムシオくん

「ちょっとお出かけ」、「ちょっとコンビニに行くだけ」なんて気を抜いていたら、蚊に刺されたってことあるよね。行楽じゃなくても、普段の心がけが大事。僕は玄関に虫よけを常備してるよ。

見つけたらすぐに駆除したい

ハエ同様、蚊の駆除によく使われるのがエアゾールです。
強力ジェット噴射と狙いやすい引き金式トリガーノズルで、遠くの蚊も駆除します。

蚊に刺されないためにできること

蚊を発生させない

虫刺されの原因となる蚊を発生させないことが大切。デング熱などを媒介する「ヒトスジシマカ」、通称「ヤブ蚊」は外で生活している蚊です。幼虫であるボウフラは、空き缶、ペットボトル、バケツ、側溝、古タイヤ、植木鉢の鉢受け等、少しの水があればそこで孵化してしまいます。家の周りの水たまりをなくし、溝の掃除をし、ボウフラのすみかを無くすことを心がけてください。

側溝などの溝
水たまり
空き缶、ペットボトル、バケツ、古タイヤ、植木鉢の鉢受け等

発生源に薬剤を使うことも有効です。

蚊に刺されないためにできること(外出時・屋外作業)

蚊に刺されないためにできること(外出時・屋外作業)
  • 長袖を着用し、皮膚の露出を避ける
  • 虫よけ剤を使用する
    • 蚊に効くのは、「医薬品」「防除用医薬部外品」と記載された製品です。効能や適用害虫等に「蚊」と記載されているものを選びます。
    • 蚊の吸血時間帯は、種類によって、朝方、日中、夜と違いがあるため、外出時間に関係なく使用してください。
    • 一般的な虫よけ剤は「ディート」という成分が含まれています。忌避剤なので、刺されるのを防ぐことはできますが、蚊が死ぬことはありません。塗っていない部分が刺されるので、塗りむらのないように、まんべんなくつけてください。
    • 効果持続時間は製品や使用場所により違いがあるので、長時間外出する場合は定期的に塗りなおしてください。
      ※ 水に濡れたりすると、その時間が短くなります。
    • 子供の使用には注意をしてください。
      ディートに関しては、小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、次の回数を目安に使用することと、顔には使用しないことという決まりがあります。
    • 6ヵ月未満の乳児には使用しない
    • 6ヵ月以上2歳未満は、1日1回
    • 2歳以上12歳未満は、1日1~3回
    • 製品の使用上の注意をよく読んで使用してください。
  • 蚊とり線香を使用する
    • 携帯用蚊とり線香を使用する際は、携帯用線香皿など、身につけるための器具を必ず使用してください。器具の中には、防除用医薬部外品と記載があり、効能や適用害虫等に「蚊」と記載されている線香を入れて、使用してください。

外で作業をする際の対応

  • 長袖を着用し、皮膚の露出を避ける
  • 長時間効果が持続するエアゾールタイプの殺虫剤を使用する

庭仕事やガーデニングなどの前に、庭木周りや茂み、物陰や蚊が潜んでいそうな場所などにスプレーするだけで、蚊を駆除し、長時間蚊を寄せ付けなくします。
防除用医薬部外品と記載されており、効能や適用害虫等に「蚊」と記載されている商品を使用してください。

蚊に刺されないためにできること(屋内)

  • 窓や玄関、あみ戸等をしっかり閉める
    • 入り込む隙間をなくすことです。ただ、大変小さな隙間からでも侵入が可能で、人について侵入することもあります。上の階に住んでいるからと安心していても、エレベーター等でビルやマンション内のどこでも移動が可能です。
  • 蚊に効く殺虫剤で蚊のいない空間を作る
    • 蚊とり線香や、液体蚊とり、プッシュ式の蚊とりと、様々なタイプのものが販売されています。
      蚊に効くものであることを必ず確認してください。「防除用医薬部外品」の記載があり、効能や適用害虫等に「蚊」と記載されているものを選びましょう。
    • 使用期間などを必ず確認し、使用上の注意をよく読んで使用してください。

発生を根本から防止したい

ハエ・蚊の発生を根本から防止する目的でハエ・蚊の発生源に散布し、うじ(ハエの幼虫)・ボウフラ(蚊の幼虫)を駆除します。
撒くだけの顆粒剤、水に希釈して使用する液剤などがあります。
便池・家畜の糞(フン)・堆肥など、うじやボウフラの生息・発生しやすい場所でご使用ください。
また、乳剤や油剤のような液剤が使用できない場所、下水槽・畜糞(フン)・下水溝などに発生するうじやボウフラの駆除には粒剤タイプが適しています。

蚊が媒介する感染症について

蚊の害

蚊に刺されるとかゆみを生じます。これは、吸血の際、抗凝血作用物質(血が凝固することを防止するためのもの)を含んだ唾液を注入され、この唾液によってアレルギー反応を起こすためです。蚊に刺されて腫れることもあります。
しかし、蚊の被害で最も恐ろしいのは蚊に刺されることにより、感染症にかかってしまうことです。
蚊が媒介する感染症として日本では日本脳炎が知られています。ペットの病気としてフィラリア、海外ではマラリア、デング熱、ウエストナイル熱などがあります。
蚊の種類によって媒介される病原体・感染症は様々。
日本脳炎は豚を宿主としてコガタアカイエカが媒介する感染症で、豚を隔離しコガタアカイエカを駆除することで沈静化し、近年は患者数が年間数名~十数名程度になりました。

たっぷり血を吸ったヒトスジシマカ
たっぷり血を吸ったヒトスジシマカ

感染症が大きく取り上げられたのは、2014年8月に約70年ぶりに国内での感染が確認されたデング熱です。その後、日本各地で発症が相次ぎ、立ち入り禁止区域の拡大、イベント中止といった社会問題となりました。
また、近年アメリカ全土を恐怖に陥れているウエストナイル熱は170種以上の鳥を宿主とし、43種以上の蚊が関与しており、感染の拡大を防ぐのは不可能です。航空機などの交通機関による日本への侵入も懸念されています。
これら感染症の予防に大切なのは、蚊に刺されないようにすることです。

疾病 病原体 媒介する蚊
日本脳炎 日本脳炎ウイルス コガタアカイエカ
デング熱 デング熱ウイルス ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ
黄熱 黄熱ウイルス ネッタイシマカ
マラリア マラリア原虫 ハマダラカ
フィラリア フィラリア線虫 ネッタイイエカ
ウエストナイル熱 ウエストナイル熱ウイルス アカイエカ、ヒトスジシマカ など 43種
ジカ熱 ジカウイルス ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ

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蚊の種類や生態、害について学び、より万全な対策を心がけましょう!