【アース製薬 ダニ対策セミナー】ダニ対策は「駆除して、掃除機をかける!」の継続が大切
5 月 16 日 (火) アース製薬は、各種メディアを招いてのダニ対策セミナーを開催しました。これからの季節は、温度や湿気が高くなり、ダニが増えやすい時期。それに伴い、健康への影響も気にする必要があります。そこで、ダニによるアレルギーリスクや、ダニの被害に遭わないための対策などを紹介しました。
夏に向けて、ダニはどんどん増えていく
環境アレルゲン info and care 株式会社の白井秀治先生により、ダニによるアレルギーやダニ対策が説明されました。
アレルギーの原因となる物質をアレルゲンと言い、ダニの死骸やフンは特に注意すべきものだそう。
ダニの死骸やフンが増えると、ダニアレルギーになるリスクや、喘息発作を引き起こすリスクが高くなると考えられています。ダニの死骸やフンは、当然ながらダニの数が増えるに従い増えていきます。
ダニは温度 25 度、湿度 60% 以上 ※ で爆発的に繁殖をはじめます。温度 25 度、湿度 75% の環境でダニ 20 匹を培養したところ、6 週間後に約 150 倍の 3,110 匹(3サンプルの平均値)にも増えたという実験が紹介されました。気温が上がる季節は、特に注意しなくてはなりません。
全てのダニに当てはまる条件ではありません。
アレルギーのリスクを増すものとして知られているダニの死骸やフンが空気中に浮遊すると、人間が吸い込んでしまう可能性があります。居間などは、ダニアレルゲンの浮遊量は多くありません。それと比較し、布団の上で寝返りをすると約 8 ~ 10 倍、布団の上げ下ろしで約 1,000 のダニアレルゲンが浮遊するという調査も紹介されました。
ダニ対策は、「生きたダニ」「死骸やフンといったアレルゲン」の両方にアプローチしなくてはなりません。つまり、生きているダニを駆除・除去し、死骸やフンを減らすことが大切です。
生きたダニは、掃除機では吸いきれない
アース製薬のブランドマネージャー 渡辺優一から、衝撃的な実験動画を紹介。アース製薬の赤穂研究所にて、絨毯の内部のダニを掃除機で吸い取る実験の様子を映し出しました。
動画には、掃除機の吸引力にも負けず、絨毯にしがみついたままのダニが映っていて、結局、この実験では、生きたダニはほとんど吸引できなかったことが驚きとともに伝えられました。
アース製薬実験動画|ダニ掃除機吸引実験 生きたダニは吸いきれない!
掃除機で生きたダニは吸いきれるか? その驚愕の実験結果をご覧下さい。
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ダニ対策としては、単に掃除機をかけるだけでは足りません。まずは生きたダニを専用のダニ駆除剤で「駆除してから」、その死骸やフンを掃除機で吸い取ることが効果的なのです。
掃除がラクになれば、ダニ対策も継続しやすい
面倒な掃除を楽にする画期的な製品「コードレススティッククリーナー iNSTICK」を紹介したのが、三菱電機ホーム機器の営業部家電営業課グループリーダー福富智之さん。「お部屋に出したままにしておいても違和感のないスタイリッシュなデザインにすることで、収納の手間をなくしました」とのこと。
さらに空気清浄機の機能もあり、寝返りや布団の上げ下ろしなどで舞い上がったダニの死骸やフンといったアレルゲンを吸い込むことができます。アタッチメントを付ければ、ダニが特に多い寝具用として、布団クリーナーに早変わり。寝室に置いておく掃除機としても適しています。
ダニ対策をする際の掃除機がけのポイントは、縦に往復したら、その後十字になるように横方向にもかけること。「ダニアーススプレー」でダニを駆除した後に、しっかりと掃除機をかけることで効果が上がることが説明されました。
掃除をする前に、ダニを駆除!
温度や湿度が高くなる季節、ダニ対策が必須です。ただし、生きたダニに対しては、単に掃除機をかけるだけでは足りません。「ダニアーススプレー」でダニを駆除してから、死骸やフンを掃除機で吸い取るという手順が重要です。ダニのリスクを減らすために「スプレーして、掃除機をかける!」を続けましょう。