ヒロヘリアオイラガの
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- Q.1どこにいますか?
- 6〜10月頃、葉の裏にびっしり幼虫がくっついていることがあります。公園や庭に植えられたサクラやカエデ、カキノキに多く、 ケヤキやクスノキ、ミカン、アラカシなどでも見つかります。
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住宅地
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森・林
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公園
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- Q.2刺す理由は
なんですか? - 鳥などの敵に見つからないよう、葉の裏にいることが多いですが、逃げ足が遅いので、見つかれば簡単に食べられてしまいます。それを防ぐ為に毒のトゲで身を守っているのです。
- Q.2刺す理由は
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- Q.3刺されたら
どうなりますか? - トゲに触れると、電気が走ったような、鋭い痛みを感じます。このことから、別名「でんき虫」と呼ばれています。刺された場所は赤くなり、しばらく痛みます。
- Q.3刺されたら
ひとくちメモ
脱皮直後のイラガの幼虫は刺しませんが、脱皮した皮の方に毒のトゲが残っているので要注意です。
脱皮直後は自慢の毒針もふにゃふにゃで役立たず
幼虫は、成虫になるまでに数回皮を脱いで大きくなります。これを脱皮といいます。普段毒のトゲで身を守っているイラガの幼虫も、脱皮の時だけは武器が役に立ちません。
なぜなら、脱皮してすぐはトゲが柔らかく、刺すことができないからです。
幼虫にとって脱皮は必ず通らないといけない道。絶対に見つかりたくない命がけの瞬間です。