アオバアリガタハネカクシの
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- Q.1どこにいますか?
- 田んぼや河原、池や沼など、湿った場所の地面に暮らしています。昼間は石の下などで休んでいて、暗くなると明かりに集まる性質があります。
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田んぼ
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河原
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- Q.2毒はどこから出ますか?
- 天敵の小鳥などに食べられないように、体液に毒が含まれています。その為、体を潰したり、傷つけたりすると、毒を含んだ体液が出てきます。
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- Q.3触るとどうなりますか?
- 体液に触れた部分が赤くなり、時間が経つと水膨れになります。激しい痛みが続くこともあります。 この症状がやけどに似ていることから、別名「やけど虫」と呼ばれます。
ひとくちメモ
成虫だけでなく、卵も幼虫もさなぎも毒を持っています。間違って潰さないように注意しましょう。
ハネカクシの翅の畳み方が
宇宙開発を進める!?
宇宙開発を進める!?
ハネカクシはカブトムシと同じ甲虫の仲間。硬くて小さい前翅の下に、長い後翅をきっちりしまっているのが最大の特徴です。
翅を一枚ずつ別に畳む他の甲虫と違い、ハネカクシは2枚の翅を重ねて、小さく畳めます。もちろん、広げる時は一瞬ですし、丈夫です。
この畳む手順を応用して、宇宙空間で使う太陽電池パネルの運搬に活用できないか、研究が進められています。