しっかり駆除して
死骸は見たくない
しっかり駆除したいけれど、死骸は見たくないという方には、ネズミ駆除剤が最適です。ただし、遅効性の薬剤なので、食べてすぐ効くわけではありません。徐々に効くタイプなので、仲間に警戒心を与えず、ネズミ駆除剤と悟られずに食べさせることができるため仲間も効果的に駆除できます。
主なネズミ駆除剤
強力デスモア(固形)
有効成分はワルファリンです。3~5日間連続して食べさせ、食べてから3~5日間で効果が出ます。
連続して食べさせることが大切なので、ネズミ駆除剤が無くなったら、食べなくなるまで追加してください!
デスモアプロシリーズ
有効成分は、ジフェチアロールです。ワルファリンでは効かないスーパーラットと呼ばれるクマネズミにも効果を発揮します。
連続して食べさせること無く、ネズミが一度食べるだけで効果を発揮しますが、効果が現れるまでに3日~1週間程度かかります。
- ネズミの餌場や通り道は比較的、水や油で濡れていたり、汚れていたりします。防水トレー入りのネズミ駆除剤は濡れたところや汚れたところにも置くことができるので便利です。
- 天井で暴れているネズミはその場でエサを食べません。投げ込みタイプは屋根裏や倉庫の奥にも簡単に投げ込むことができ、またエサを巣に持ち帰って食べるネズミの習性にも適しています。
設置のポイント!
- ネズミの餌場に仕掛けましょう(台所など)。
※注意※
天井裏に巣がない場合は餌場ではなく、運動場として天井裏を使っているため、餌を設置しても食べません。そんな場所には投げ込みタイプを使って巣に持ち帰らせましょう。 - ネズミ駆除剤に、被害のあった食べ物を粉にして振りかけたり、コーン油やソースを数滴かけたり、一工夫してみましょう。
- 被害の出た場所や姿をよく見かける所になるべく多くのネズミ駆除剤を設置しましょう。
- ネズミは貯食性があり、巣に餌を貯えています。餌がなくなってもすぐに食べていない場合もあるので、根気よく駆除しましょう。
- ネズミは警戒心が強く、最初はなかなか食べません。ネズミ駆除剤が置かれた環境に慣れるまで、1週間以上は動かさないで様子を見ましょう。
ネズミはとっても頭がいい動物。警戒心も強く、ネズミ駆除剤を置くと何か違う気配を感じ取る。ネズミの警戒心を解くためには、人間の根気強さが必要。
しっかり駆除してネズミも
回収したい
商品紹介
ネズミを捕獲したい場合に適しているのが、捕獲器です。超強力粘着剤でネズミをがっちり捕獲します。
形状を自由に変えられ、狭いところにもカンタンに設置できるネズミホイホイチューバイチュー。ピーナッツオイルを練り込んだ粘着剤が、ネズミを誘引します。
設置のポイント!
- ネズミの通り道にできるだけたくさん設置してください。ネズミは隅や壁に沿って走ります。物陰や部屋の隅に設置してください。
- 新聞紙や包装紙などの上に設置すると捕獲しやすくなります。(ネズミの足に油や水などが付着している場合、粘着剤の効果を十分に発揮できないことがあるため)
- ネズミ駆除剤と併用すると、より効果的です。駆除エサを食べて警戒心が低下しているため、捕獲器に捕まりやすくなります。捕獲器の周りにネズミ駆除剤を設置するといいでしょう。
- 一度捕獲できた場所には設置しないようにしましょう。仲間が帰ってこない場所には、他のネズミは行かないことが多いのです。
ネズミの足に油がついていると、粘着剤の効果が出ないんだ。
きれいな足で捕獲器にたどり着くように、ネズミの足ふき用に新聞紙などを敷いてから捕獲器を設置するといいよ。
ネズミ駆除剤の効果の上げ方
ネズミは大変警戒心の強い動物です。ネズミ駆除剤を設置しても、警戒してすぐには食べてくれないこともあります。このような場合には、駆除エサをおいしくすることです。
- 1.駆除エサよりおいしいものを放置しないでください。ネズミが発生している場所に、食べ物や生ゴミなど、ネズミの餌になるものを置かないようにしましょう。もしくは、それらを容器に入れて、ネズミに食べられないようにしてください。
- 2.物陰や隅に設置してください。
- 3.効果を実感できない場合は、ネズミの被害にあった食べ物を粉にして駆除エサにふりかけたり、コーン油やソースなどを駆除エサに数滴かけたり、工夫してみましょう。
- 4.しばらく様子を見て、1週間以上食べないようなら、置く場所を変更してください。
- 5.1箇所だけではなく、なるべく複数箇所に設置してください。
イギリスのチーズ会社の実験では、ネズミはチーズが好きではないとの結果が報告されています。食品保管庫にチーズを保管していた時代に、貯蔵庫をネズミが寝床にしていたのでチーズ好きと思われるようになったようです。
ネズミの侵入口の見つけ方
(ラットサイン)
ラットサイン(ネズミがいる証拠)を見つけましょう!
侵入口
ネズミの侵入口には、体の汚れが付いて黒くなったり、足跡やかじり痕が残っていますので、これらを目安にしてください。
また、ここじゃないかという場所があれば、小麦粉を撒いておくと、足跡が残るので侵入経路がわかります。
ネズミの侵入口になりやすい場所
ネズミの出入り口と思われる隙間や穴を見つけたら、金属のタワシやパテ、金網などでふさいでください。
通り道
ネズミが通ったあとは、糞(フン)や尿が残っていたり、壁に体の汚れが付着していたり、黒い線が残っています。
壁に沿って走る習性があるため、壁や部屋の隅を探してください。
専門家は、このラットサインをすぐに見つけるんだ。やっぱりプロはすごいよ。
僕はまだ博士に教えてもらわないとわからない。
上手なネズミの駆除方法
- ネズミの餌場に仕掛けましょう。
台所などの餌場にネズミ駆除剤を設置します。ただし、天井で暴れている場合は運動場として使用していることが多く、餌場ではないので設置しても食べません。そんな場合は、持ち帰ることのできる、投げ込みタイプのネズミ駆除剤を設置しましょう。 - ネズミの食欲が増す、秋から冬にかけて使うのがベスト。
- ネズミ駆除剤は一箇所だけではなく、被害が出た場所や姿をよく見かける所など、なるべく複数箇所に設置しましょう。
- 一度置いたら、食べなくてもしばらくは動かさないようにしましょう。
ネズミは警戒心が強いので、最初はなかなか食べてくれません。しばらく放置しておくことで餌の存在に慣れてきます。ただし、1週間以上経過しても食べない場合は回収または場所を移動してください。 - 粘着剤とネズミ駆除剤を併用すると効果がアップします。
粘着剤の周囲にネズミ駆除剤を置いてください。駆除エサを食べたネズミは体に変調をきたし警戒心が低下するため、粘着剤にかかりやすくなります。 - 気長に根気強く駆除しましょう。
非常に警戒心が強いため、仕掛けたらしばらくは様子を見てください。
貯食性があるため、餌がなくなっても食べるまでにしばらく時間がかかることがあります。
天井で暴れているから間違いなく「ネズミだ!」とネズミ駆除剤を設置しても、なぜか食べない。どうしてだろう??って不思議に思っている方いませんか?
もしかしたら餌場じゃなくて運動場として使われていただけかも。迷惑な話ですよね。食べないなら、巣に持って帰らせよう!ということで、そんな習性にも対応した、『デスモアプロ 投げ込みタイプ』
が誕生。屋根裏にも投げ込めるからとても便利です。
でも、餌場に持ち帰ったからといって安心ではないんです。今度は貯食性という習性で、なかなか食べないことも。気長に駆除エサを食べるのを待つか、粘着剤で捕まえるか、ネズミとの戦いは持久戦。ネズミ対策アイテムを強化すべく、僕たちも日々、研究・開発に取り組んでいます。
ネズミの住みにくい環境をつくる
- 生ゴミはフタ付きのゴミ箱に入れる。
- 食品を出したままにせず、使った食器はすぐに洗う。
- 巣の材料となるもの(新聞紙・段ボール箱・割り箸・ティッシュペーパー・タオルなど)を始末する。
- 衣類やシーツはケースに収納し、不要な紙や布を処分する。
- 部屋はいつも整理整頓!家の中だけでなく、外周りもきれいにしましょう。
ネズミ忌避剤の利用
ネズミの住みにくい環境をつくってもまだ安心できない方には、ネズミの侵入を防止し寄せ付けないネズミ忌避剤がおすすめです。
場所にあった忌避剤を使用してください。
ネズミが嫌う天然ハーブのニオイを成分としています。
- ※ニオイに慣れたネズミや感受性の乏しいネズミには効果が出にくい場合があります。
- ※ネズミ駆除剤ではありません。
- ※冷蔵庫などの隙間はガスがたまりやすいので使用しないでください。
- ※事前の準備が必要です。
ネズミを知る
ネズミの種類や生態、害について学び、より万全な対策を心がけましょう!