カメムシの生態

ツヤアオカメムシ 14~17mm

ツヤアオカメムシ
14~17mm

クサギカメムシ 13~18mm

クサギカメムシ
13~18mm

キマダラカメムシ 20~23mm

キマダラカメムシ
20~23mm

カメムシの種類は多く、日本だけでも約1,300種いると言われています。強い悪臭の分泌液を出すことで有名なカメムシですが、成虫の中脚と後脚の間にある臭腺開口部から悪臭を放っています。

真冬の越冬時期を除きほぼ1年中見られますが、家屋への浸入や大量発生による被害が多くみられる季節は秋。9月頃になると晴れた日を選び、越冬場所を求めて一斉に移動します。

その悪臭に由来した方言があり、ヘクサムシやヘッピリムシなど様々な呼び方をされています。

種類や地域によって異なりますが、多くのカメムシの産卵時期は春~夏。クサギカメムシは5月~8月頃に交尾産卵を行います。1週間ほどで孵化し、その後1ヵ月ほどで成虫になります。成虫の状態で秋に越冬の準備を終えたカメムシは12月~2月の冬の時期は冬眠します。その後は3月から5月にかけて、また次世代を残すべく活動を始めるのです。

※クサギカメムシ(25℃)

カメムシの害

カメムシの卵が孵化する様子
カメムシの卵が孵化する様子

寒さが苦手なカメムシは、カメムシは洗濯物などについて家の中に侵入することも多いので注意が必要です。洗濯物をとり込む際にはカメムシが付いていないか、またカメムシの卵が洗濯物に産み付けられていないかをチェックしましょう。

カメムシはわずか2~3mmの狭い隙間からでも屋内に侵入してしまいます。一部の種類のカメムシは成虫で越冬するため、秋に集団で家屋内に侵入することがあり、侵入すると翌年の春まで居座ることも。その間悪臭を放ち続ける大変厄介な害虫です。

カメムシの駆除方法

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