始めてみよう!プランター栽培。
まず準備するものは?
春が近づくと、何か新しいことを始めたくなりますね。この機会に、ガーデニングにチャレンジしてみませんか?海外では、窓辺やバルコニーが綺麗な花々で彩られ、見ているだけで気分がウキウキとしてきます。「でも初心者だし、何から準備したらいいのかわからない…」という方におすすめなのが、ベランダや小さなスペースでもできるプランター栽培。まずは気軽に、ガーデニングを始めてみましょう!
ガーデニングの楽しみ方2017/03/02
プランター栽培の基本とは?
準備したい7つのアイテムをご紹介
- 栽培容器
植木鉢やプランターなど。色々な形状や素材、サイズがあります。植物が成長することを考えて“ちょっと大きめ”を選びましょう。 - 土
最初は植物に合わせてブレンドされた「培養土」がおすすめ。元肥(植え付ける時に与える肥料)が入ったものならさらに便利。ホームセンターの園芸売場で購入できます。園芸用品の取り扱いがあるドラッグストアもあるので、近所のお店を探してみましょう。 - 肥料
土にまくタイプや、水で薄めて使うタイプなど。植物の成長に合わせて使いましょう。 - ガーデンウェア
手袋やエプロンがあると、作業中に手や洋服が汚れるのを防げます。夏に屋外で作業するときは、紫外線対策の帽子もお忘れなく! - 植え付けの道具
シャベルや熊手、移植ゴテなど。自分の手や鉢の大きさに合わせて、使いやすいサイズを準備しましょう。 - ジョウロ
水やりや、液体肥料を与えるときに使います。軽くて使いやすいプラスチック製や、おしゃれなブリキ製など、好みで選んで。 - ハサミ
とにかく使いやすいものが一番!屋外で使うことが多いので、サビにくいステンレス製の刃が便利ですよ。
その他、植物の成長に合わせて、ひも(植物を支柱に固定するために使用)、ラベル(植えた植物の名前を書く)、支柱(背の高い植物の倒伏を防ぐ)、遮光ネット(夏の日差しを遮り、日射と温度を調整)などを準備しておくと良いでしょう。
道具を買い揃えるのが大変なら、代用品を使っても大丈夫!例えば、ジョウロの代わりにペットボトルで水やりをしたり、ハサミもキッチン用を使ったり。ラベルは、アイスを買ったときにもらった木製スプーンを使うと、ナチュラルな雰囲気になります。ラッピングに使ったビニタイを、ひも代わりに使ってみては?工夫次第で、オリジナルのガーデニングを楽しめますよ。
種類いろいろ!プランターはどう選ぶ?
ひと口にプランターといっても、色や形、素材など種類はさまざま。植物や置き場所に合わせて選びましょう。
プラスチック
軽くて壊れにくく、デザインやサイズが豊富。ただし水を通さないので、保水性が良い反面、水のやりすぎによる根腐れに注意が必要です。
テラコッタ(素焼き)
通気・排水性に優れているので風の強いベランダなどでの栽培に適していますが、重くて割れやすい欠点があります。
木製
プラスチックやテラコッタなどに比べると耐久性は劣りますが、通気性に優れています。
オリジナルプランターの活用法
「スペースが小さいので、大きなプランターは置けないな」という方は、身近なものをプランターの代わりに使用してみませんか?例えば、料理で使った後のトマト缶やジュースの空き缶を再利用して、小さなハーブなどを植えてみましょう。少し大きめの植物を植えたいなら、一回り大きい入浴剤や蚊とり線香の空き缶を使ってみるのも手ですよ。
耐久性があるものなら缶だけでなく、牛乳パックやプリンの空容器も活用可能。プランター代わりに使うときは、よく洗って、底部分に数ヶ所の排水穴をあけておくことをお忘れなく。
プランター栽培のポイント
ちょっとした工夫で、ガーデニングに適した環境に
植物は、お庭、ベランダ、室内など、場所を選ばずどこでも栽培することができます。それぞれの栽培環境を知ることが、植物栽培を成功させるコツです。ベランダや庭が植物の栽培に適さない環境でも、大丈夫!ちょっとした気遣いで、環境を改善させることができますよ。
温度
植物の生育温度は一般的に20±10℃の範囲。プランターをコンクリートに直に置くと高温になるため、鉢の下にスノコやレンガなどを置き、熱を逃がすようにしましょう。
湿度
植物が好む湿度は60%前後。ベランダや室内は乾燥しやすいので注意が必要です。梅雨の多湿時は、排水しやすいようにして、ムダな枝や葉を切り取りましょう。
光
植物によって、日当たり、半日陰、日陰を好むものがあるのでチェックしてみましょう。
風
風通しのよさが必要。しかしマンションでは高い階ほど風が強くなるので、ラティスや防風ネットを使って防風対策をしましょう。
水
植物には水が不可欠。ベランダなどでは乾燥しやすいため、しっかり水やりを。
いかがでしたか?道具を準備したら、ガーデニングライフをエンジョイしてください!