初心者にもおすすめ 球根から育てる方法
球根植物の多くは地下に栄養を貯える貯蔵器官を持ち、球根自身の力で花を咲かせるので、栽培は比較的簡単です。
球根を選ぶ
どれも同じに見えますが、ここで失敗しないよう、よく見て選びましょう!
ポイントは
- 硬くしっかりとしていて、大きくて球根の重さが重いもの
- 外皮がはがれていない、きれいなもの
- 病害虫の痕跡や傷がないもの(特に底に傷のないもの)
球根は、秋植えと春植えがあります
秋植え球根 | 春植え球根 |
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<代表> チューリップ、ヒアシンス、ユリ | <代表> アマリリス、ダリア、カンナ |
本格的な寒さが来る前に植え付け、よく根を張らせておきます。一般的には、9月下旬から11月の初めまでに植え付けましょう。 | 寒さに弱いので、十分暖かくなってから植え付けます。 |
(注意点)
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(注意点)
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球根の植え付け方法(庭植え)
植える土を、球根の約5~6倍の深さで耕す。
- 球根を植える深さ・・・球根の高さの約3倍(ユリの場合は、深さが4倍)
- 球根を植える間隔・・・球根の約3倍
球根の植え付の深さ・間隔一覧(庭植え)
球根の植え付け方法(鉢植え)
庭植えと違い、鉢やプランターなどは深さもないため、なるべく浅く植え付けます。
- 球根を植える深さ・・・球根0.5~1個分の深さ(浅植え)
- 球根を植える間隔・・・球根1個分ぐらい
球根の植え付け方法(水栽培)
水栽培には、秋球根が適しています。
- ヒヤシンス
- クロッカス
- スイセン など
- ポットに入って土植で販売しているものは、根を傷めないようにそっと土を取り除きましょう。多少残っていても問題はありません。
- 水をためてその中で、残りの土をやさしく取り除きましょう。
- 専用の容器がなければ、お尻が安定する大きさのジャム等の空きビンでも構いません。球根のお尻に水がつかない程度水を入れましょう。
- 根が容器の2/3ぐらいまで生長したら、明るい場所に置いて、水が腐らないよう、時々水を替えてください。