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家計応援!食卓に使える!
育てやすいおすすめ葉物野菜5選。

家計応援!食卓に使える!育てやすいおすすめ葉物野菜5選。

様々な物の値上がりが続き、家計の負担が増えたと感じている人も多いのではないでしょうか。特に日々の食事に欠かせない食材の値上がりは死活問題!そんな方は自分で野菜を育てることも、検討してみませんか?自分で育てれば、買うより安い上に新鮮な野菜を使う分だけ収穫できるので、とっても便利。ここでは初心者でも比較的育てやすく、食卓にも使いやすいおすすめ葉物野菜を5種ご紹介します。

野菜・花・果樹 育て方2023/05/25

活用法と育て方

お鍋だけじゃない!シャキシャキ感が人気のミズナ(水菜)

お鍋だけじゃない!シャキシャキ感が人気のミズナ(水菜)

ミズナ(水菜)と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、お鍋に入っているシャキシャキとした歯ごたえのある葉野菜というイメージかもしれません。しかし収穫期間が長いミズナは、実は春から冬まで育てることが可能な、とっても便利な野菜なのです。すぐに背が高く育つので、間引きながら収穫を楽しむことができますよ。サラダに、煮物に、炒め物にと使い方もアレンジ自在。お味噌汁やスープに入れてみたり、ラーメンやうどんなどの麺類に彩りとして添えてみても、美味しくいただけます。

栽培:3月~10月の間、いつでも種から育てられます。収穫までの目安は約1ヵ月。

  1. プランターを用意し、元肥入りの野菜用培養土を入れます。10~15cm間隔で指や割りばしなどでスジをつけ、スジに沿って種をまきます。まき終わったら軽く土をかぶせ、たっぷり水やりします。
  2. 双葉が出たら、しっかりしたものを半分残して1回目の間引きをします。次は本葉が4~5枚になったら、2回目の間引きをしましょう。半分を残して引き抜きます。間引き菜は料理に活用しましょう。

草丈が20cmになったら、収穫時期です。外葉をカットするか、混みあっているところは株ごと抜きます。種まきから約1ヵ月、草丈が25cm以上になったら、株ごと全て収穫します。

虫がつきにくく初心者にもおすすめ!香りの良いシュンギク(春菊)

虫がつきにくく初心者にもおすすめ!香りの良いシュンギク(春菊)

その名から冬~春頃のイメージが強いシュンギク(春菊)ですが、実は春・秋のシーズンで栽培が可能。初心者にも比較的育てやすい野菜で、特に虫がつきにくい秋栽培がおすすめです。ほのかな苦みと独特の香りが魅力のシュンギクは、柔らかい葉を選ぶのがポイント。間引きで抜いた葉なら、ベビーリーフとしてサラダにしても美味しいですよ。お浸しにも和え物にも、炒め物にも合いますが、ゴマとの相性が良いので胡麻和えなどにもぴったりです。

栽培:春まきなら4月、秋まきなら9月頃を目安に。収穫までの目安は約1ヵ月半。

  1. プランターを用意し、元肥入りの野菜用培養土を入れます。10~15cm間隔で指や割りばしなどでスジをつけ、スジに沿って種をまきます。まき終わったら軽く土をかぶせ、たっぷり水やりします。
  2. 2~4週間ほどで双葉が出そろいますので、元気なものを残して半分程度を間引きます。その後、本葉が4~5枚になったらまた間引きをして、半分を残します。株が倒れやすいので、土の部分を抑えて根を引き抜くようにしましょう。
  3. 葉の高さが15cmを超えたら、下部分を残し上部分をカットしながら収穫します。その後、草丈が25cm程になったら、全て収穫しましょう。株ごと全て抜くか、根本をハサミなどで切ります。

水栽培もOK。ピリッとした辛みが楽しめるクレソン

水栽培もOK。ピリッとした辛みが楽しめるクレソン

クレソンは水辺に生えるアブラナ科の植物で、若い茎や葉を食用にします。その独特の香りやピリッとした辛みが特徴で、サラダだけでなく肉料理の付け合わせとしても人気があります。種から育てることもできますが、水耕栽培で育てることも可能。切り取った茎を、水を入れたコップなどに挿しておくと、数日で根が出てきますよ。水栽培の際は、こまめに水をとりかえるのがポイントです。

栽培:種から育てます。春まきは3月4月頃、秋まきは9頃に。

  1. プランターを用意し、元肥入りの野菜用培養土を入れます。10~15cm間隔で指や割りばしなどでスジをつけ、スジに沿って種をまきます。その上から薄く土をかけますが、かけすぎに注意します。その後、たっぷり水やりします。
  2. クレソンの本葉が2~3枚出たら、半分くらいを間引きします。混みあわないように通気性をよくしておきましょう。草丈が15cmくらいになったら、上から10cmくらいを摘み取ります。葉が3~4枚ついた10cm程度の芽は、水の入ったコップに挿しておくとすぐに根が生えてくるので、挿し木で増やすことも可能です。
  3. 次々とわき芽が出るので、摘み取ったらフレッシュなうちに料理などに使ってください。その後、葉が固くなってきたら株ごと全て抜くか、根本をハサミなどで切ります。

スープにサラダに炒め物に。茎も葉も使える香り高いセロリ

スープにサラダに炒め物に。茎も葉も使える香り高いセロリ

ミネストローネなどのスープや、サラダに使われることが多いセロリ。甘酢漬けにしたり、中華風味の炒め物にしても美味しく食べられます。みずみずしく爽やかな香りが人気のセロリですが、日持ちしないのが悩みどころ。自分で育てれば、その日に使う分だけ収穫することができるので無駄がありません。比較的育てやすいですが、高温や乾燥には弱いので水やりには注意しましょう。

栽培:初心者は苗から育てるのがおすすめ。植え付けは7月~8月頃が目安。収穫までは約2ヵ月。

  1. プランターを用意し、元肥入りの野菜用培養土を入れます。準備した苗が入るくらいのくぼみを作ります。2苗以上を植える場合は20cmほど間隔をあけましょう。くぼみに苗を入れ、土をかぶせたら手で周囲を軽く押さえます。その後、たっぷり水やりしておきます。
  2. 1ヵ月ほどで草丈が伸びますので、外葉から刈り取って料理に使用することができます。食べる分だけ収穫するので、長期間楽しむことができます。30~40cmほどに成長したら収穫時期です。12月頃まで育てることができますが、霜が降りる頃までには根本をハサミなどでカットして、株ごと収穫するようにしましょう。

色々な料理に大活躍!プランターでも育てやすいミニチンゲンサイ

色々な料理に大活躍!プランターでも育てやすいミニチンゲンサイ

チンゲンサイ(青梗菜)はポピュラーな野菜ですが、春から冬頃まで栽培可能でしかも1ヵ月ほどで収穫できることは、あまり知られていないかもしれません。暑さや病気にも強いので育てやすいですし、通常よりも1回り小さいミニチンゲンサイの品種を選べば、省スペースで育てることができます。淡泊でクセの少ない風味なので、スープや炒め物などは勿論のこと、お浸しにサラダにと大活躍。火を通しても煮くずれしにくいので、煮込み料理にもピッタリです。

栽培:3月から12月頃まで、種から育てることができます。収穫までの目安は約1ヵ月。

  1. プランターを用意し、元肥入りの野菜用培養土を入れます。10~15cm間隔で指や割りばしなどでスジをつけ、スジに沿って種をまきます。まき終わったら軽く土をかぶせ、たっぷり水やりします。
  2. 本葉が1~2枚になったタイミングで1回目の間引きをします。元気なものだけ2~3cm間隔で残し、それ以外は全て引き抜きます。その後、本葉が3~4枚になったら5~6cmの間隔でしっかりしたものを残し、残りは間引きます。間引いたものも美味しくいただけますので、料理に活用しましょう。
  3. 草丈が10cmくらいになる前に3回目の間引きをして、株の間隔を10~15cmにしておきましょう。種まきから1ヵ月、15cmほどに成長したら、収穫時期です。引き抜くか、株元をハサミでカットしましょう。

ベランダなどで育てていても、いつの間にか発生してしまうのは、アブラムシやイモムシなど野菜の大敵である害虫たち。プランターの土にあらかじめ薬剤を撒いておいたり、予防剤として使える農薬をスプレーしておくのも発生予防につながるのでおすすめです。それでも発生してしまった場合は、育てている野菜に適用のある薬剤を上手に活用しましょう。
美味しくて楽しい、そして家計にも嬉しい新鮮野菜を育てて、ガーデニングライフを楽しんでくださいね。

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