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植物の仕組み

園芸でまず知っておくことは?

植物各部の名称と働きをまとめました。植物を育てる上で、知っていると役に立ちますよ!

茎(幹)の役割

  • 葉や花、実をつけ、地上部を支えます。
  • 根から吸収した水分や養分、葉で生成した養分を必要な部位に運ぶ通路の役目をします。

花の役割

  • 茎の先端や葉脇につく生殖器官です。

葉の役割

  • 光合成を行い、生長に必要な糖を生成します。
  • 光の強弱を感じて、花芽をつけたり、生長を調整したりします。
  • 植物体内の水分を蒸散させて気化熱により体温を下げます。
  • 光合成や水分の蒸散により、根からの水分や養分の吸収を高め、ポンプの役割をします。

根の役割

  • 植物体を支えます。
  • 根の先端部や根毛から水と養分を吸収します。
  • 一部の植物は根に特殊な菌を共生させ空気中の窒素や養分の吸収を促進します。

呼吸と光合成の関係は?

光合成とは、葉緑素が太陽光を使い、空気中の二酸化炭素と根から吸い上げた水を使って、酸素と糖(でんぷん)を作る働きのことです。
ここでできた糖は、生長のためのエネルギーの源になります。
また、呼吸とは、空気中の酸素を取り込んで二酸化炭素を排出しながら、糖を利用(燃焼)して生長のためのエネルギーを得ることです。
呼吸と光合成はお互いバランスを保ちながら栄養の受け渡しを行っていますので、日当たりが悪かったり、強すぎたりするとバランスが崩れ、植物は健康に育ちません。

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