ぽかぽか、じんわり
お風呂でデトックス。
入浴剤のイロハ
汗は、私たちの身体の体温を調節するという大切な役割を担っています。
でも、「普段はあまり運動しない」「年中、快適な環境で汗をかかない」といった生活を送っていると、歳を重ねると共に汗腺が鈍ってしまい、汗をかきづらくなってしまう可能性も。
だからこそ、日頃から汗をかく習慣を作っておくことが大切です。
本記事では、お風呂でいい汗をかくコツと、お風呂の温浴効果を高めるおすすめの入浴剤をご紹介します。
目次
私たちは暑さや運動で体温が上昇したとき、汗や皮膚の温度が上がって体温の熱が外気へ逃げてくれることによって体温を調節しています。
でも、汗腺が鈍っていると暑い時に汗をかけずに熱がこもってしまい、熱中症になるリスクが上がってしまいます。
そこで、お風呂などを活用して定期的に汗をかくことを心がけると、熱中症になりにくい身体づくりに役立ちます。
入浴には、温熱作用という身体が温まる効果があります。
お湯につかると血管が広がり、血行がよくなって温かい血液が全身をめぐります。これにより身体の芯まで温まり、新陳代謝が活発になって、老廃物や疲労物質の排出が促されます。
湯船でしっかり身体を温めて汗をかけば、疲労回復などのデトックス効果もあるということですね。
入浴剤を使うと、入浴による温浴効果がさらに高まり、血行や新陳代謝を促進し、疲労回復などの様々な効果が得られます。
ぜひ、入浴剤を使って効率的に身体を温めましょう。ゆっくりお風呂に入る時間がない!そんな人にも入浴剤はおすすめです。
では、お風呂で気持ちよく汗をかくには、どういったポイントを意識すればいいのでしょうか。
きちんと汗をかくためには、水分補給が大切です。
常温の水はもちろん、身体の冷えを感じている時は白湯もおすすめです。
また、汗をかくということは身体の水分が失われるということ。入浴による脱水症状を防ぐためにも、しっかり水分を補給しましょう。
汗をかきやすくするための準備として、入浴前のストレッチも効果的です。
冬の寒さや夏の冷房などで身体が冷えていると、汗をかきづらいです。そこで入浴前にストレッチを行えば、筋肉の緊張がほぐれて身体が温まりやすくなり、お風呂で汗をかきやすくなるでしょう。
ただし、急に激しい運動をすると、身体に負担がかかってしまいます。簡単なストレッチやスクワットなど、軽い運動程度にしましょう。
汗をたっぷりかくためには、肩までお湯につかる「全身浴」がおすすめです。
全身浴は入浴による3つの作用(温熱作用・水圧作用・浮力作用)が働きやすく、効率的に全身を温めることができます。
熱いお湯だと、すぐにのぼせて身体全体が温まる前に湯船から出てしまうなんてことも…。38〜40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう。
足のむくみなどをとりたい場合は、ある程度の時間は血行が良い状態をキープしなければなりません。そんなときは半身浴でゆっくりお湯につかりましょう。また、心臓や肺が弱い人や高血圧の人も、身体への負担が少ない半身浴がおすすめです。
入浴後はタオルで水分をしっかりふきとりましょう。汗を自然に蒸発させるためにも、衣類を着込みすぎないようにして、ゆっくり過ごすことがポイントです。
また、汗を抑えようとエアコンなどで急速に身体を冷やすのは逆効果。汗を分泌する汗腺が閉じてしまって体温が下がりにくくなります。入浴後は、うちわや扇風機などを使って優しい風に当たる程度にしておきましょう。そうすると身体に負担なく、自然と身体の深部体温が下がっていきます。
このように、お風呂でしっかり汗をかき、お風呂上がりはゆっくりと身体の深部体温を下げるという流れを日々繰り返すことは、汗腺の機能回復にもつながります。
お風呂でいい汗をかくコツは、以下の通りです。
汗をかくことは、健康な身体のためにも大切なことです。毎日のお風呂を味方につけて、気持ちよく汗をかく習慣を身につけましょう。
バスロマン プレミアム 発汗保温浴
医薬部外品
有効成分が温浴効果を高め血行を促進。じんわり発汗し、指先足先までポカポカに。疲労回復や肩のこりに効果的。イオンのベールによる保温効果で湯ざめしにくく、温まりが続きます。
バスロマン 薬泉 あたため浴
医薬部外品
有効成分が90%以上!ご家庭で薬湯気分を味わえる入浴剤。生薬の川芎エキスと温泉成分の芒硝が温浴効果を高めて、冷え症・疲労回復に効果的。
温素 琥珀の湯
医薬部外品
アルカリ温泉成分(炭酸ナトリウム)配合。湯の中にじんわりと溶け込み、温浴効果を高め、血行を促進し、身体の芯まで温めます。疲れて、こり固まった身体をやさしくほぐします。