シュワシュワ〜
1日の疲れを
リセット。
入浴剤のイロハ
疲労回復には睡眠・食生活・適度な運動などがとても大切ですが、お風呂でゆっくりお湯につかることも疲労回復には効果的です。
そこで今回は、疲労回復におすすめの入浴剤と、疲れが取れやすくなる入浴方法をご紹介します。「最近なかなか疲れがとれない」「いつの間にか疲れがたまっている」という人はぜひ参考にしてみてください。
目次
お湯につかることで、血行がよくなって温かい血液が全身をめぐり、身体の芯まで温まります。また、お湯につかると身体に水圧がかかり、手足の血管や腹部の内臓が影響を受けて、血液やリンパの流れが良くなります。
血液は二酸化炭素や尿素といった老廃物を除去し、全身の組織に酸素や栄養を供給する働きがあるため、身体を温めて血液の循環をよくすると疲労回復に役立ちます。
さらに、水の中では浮力が働いて体重は空気中に比べて約9分の1程度まで軽くなります。すると筋肉や関節への負担が軽くなるため、脳への刺激も少なくなって、気分もリラックス。副交感神経が働いて、寝つきが良くなります。
入浴剤を活用すると、入浴による温浴効果をさらに高めることができます。
特に、炭酸ガス系の入浴剤がおすすめです。お湯に溶けた炭酸ガスが皮膚から吸収されて血管を広げる効果があり、血行が良くなって新陳代謝が活発になります。そうすると体内の疲労物質や老廃物が排出されやすくなるため、疲労回復に役立ちます。
温泡 デカまるシリーズ
医薬部外品
その疲れに本気の1錠!特大サイズの100g錠剤。力強い仰天発泡ととろける極上の湯ざわり。8種の植物エキス、ローヤルゼリー、アルギニン配合(保湿成分)。
温泡 こだわり産地シリーズ
医薬部外品
香り弾ける本格炭酸湯。こだわりの香りを家族で毎日楽しめます。有効成分が温浴効果を高め、血行を促進し、1日の疲れを和らげます。
温泡 贅沢とろりにごり浴シリーズ
医薬部外品
贅沢感のある和の香りで心と身体を包む、にごり湯タイプ。極上のとろりとした湯ざわり。お肌にうるおいをもたらす4種の保湿成分(ヒアルロン酸・シアバター・コラーゲン・セラミド)配合。
温泡 アロマシリーズ
医薬部外品
気分に合わせて選べる4種アソートのアロマ炭酸湯。お肌にうるおいをもたらす4種の保湿成分(ヒアルロン酸・シアバター・コラーゲン・セラミド)配合。
いつものお風呂も、入り方を少し工夫するだけで疲労回復を促します。それでは、より効果的に疲れを取る入浴法をご紹介します。
肩までしっかりつかる「全身浴」は、疲労回復に効果的な入浴法です。
全身浴は入浴による3つの作用が働きやすく、効率的に全身を温めることができます。また、肩まで湯船につかることで、人の身体にはそれなりの水圧がかかります。水圧の効果で血流が良くなるので、肩などのコリが取れやすくなり、疲れが和らぎやすくなります。
お湯の温度は40℃くらい、10分〜15分を目安につかりましょう。少しぬるいと感じる方もいるかもしれませんが、このくらいの温度と時間で身体は十分に温まります。
全身浴で身体の内部の「深部体温」をしっかり上げておけば、入浴後に体温が下がることで睡眠の質が向上する可能性も高まります。
疲れているとお風呂を沸かすのが面倒になるかもしれませんが、疲れている時こそシャワーではなく、ぜひ湯船につかって体をいたわってあげましょう。
お風呂で凝り固まった筋肉をほぐしてあげると、肩や足などの疲れがたまっている部分の疲労回復に役立ちます。
両手をそれぞれの肩に添えて、大きくゆっくりと肘を回します。
肩甲骨を擦り合わせるようなイメージで回すのがポイント。前回し・後ろ回し、それぞれ5回ずつ行いましょう。
湯船の中で膝を曲げ、足首をつかみ、足首を内側・外側に数回ずつ回します。また、足首から膝にかけてやさしくマッサージするのも良いでしょう。
お風呂に入りながら軽く身体を動かすことで、血流が良くなり、疲労物質の排出がより促されます。また、筋肉が伸びやすくなってストレッチ効果が高まるというメリットも。
ストレッチをする際は入浴時間が長くなりがちなので、お湯はぬるめの温度に設定し、ストレッチの動作はゆっくりと行いましょう。脱水症状を起こしたりのぼせたりしないように、入浴前後の水分補給を欠かさないことも大切です。
現代の多くの人が感じている目の疲れ。目の周りの筋肉が凝り固まっていることが原因であれば、目の周りを温めることで緩和できる場合があります。
まずは洗面器に熱めのお湯をため、タオルをひたします。タオルをよく絞って目の上にのせたら、目を閉じたまま10分ほどゆったりと過ごします。目の周りの血行を良くしてあげることで、筋肉のコリがほぐれて目の疲れが和らぎます。
目が充血している時は、水で冷やしたタオルを使いましょう。冷やしたタオルでも時間が経つと血流が高まり、疲労回復につながります。
人の身体は、体温が下がることで眠気を感じるようにできています。その性質を利用して、就寝の2時間くらい前に、ぬるめのお湯に30分位つかるようにしましょう。布団に入るころには、一時的に上昇した体温がちょうどよく下がってくるため、寝つきが良くなります。
また、ぬるめのお湯は、副交感神経が働いて気分を落ち着かせてくれます。気持ちが高ぶってなかなか寝つけなそうな夜は、ぬるめのお湯でゆっくり温まるようにしてみましょう。
疲労回復には「全身浴」がおすすめですが、足のむくみが気になるなら「半身浴」を取り入れてみましょう。
むくみを緩和するためには、ある程度の時間は血行が良い状態をキープしなければなりません。半身浴は全身浴に比べて身体への負担が少なく、長くお湯につかることができるので、足のむくみを和らげるにはおすすめの入浴方法です。
あわせて、先ほどご紹介した足のストレッチやマッサージを行うのも効果的です。ぜひ取り入れてみてくださいね。
疲れた日こそ、湯船にしっかりつかって、一日の疲れをとることが大事です。以下のポイントを意識して、お風呂に入りましょう。