もしかして、
あなたの
すぐそばにも…?
お風呂のギモン
一度でもお風呂場で虫を見かけてしまうと、その後も気になって、バスタイムをゆっくり楽しめませんよね。
特に発生しやすいチョウバエや、それ以外に出没しやすい虫の正体、それぞれの対策・予防法をご紹介します。
よくお風呂場に出没するのに名前が分からない、細長い虫。その正体はチョウバエの幼虫かもしれません。
チョウバエとは、水場で発生しやすいコバエの一種。幼虫はナメクジを細くしたような、イモムシのような、細長い形をしています。
大人になったチョウバエは、濃いグレーの体で、2枚の羽がハート型のように見えるのが特徴です。夜行性のため、昼間はバスルームや洗面所の壁などに止まってじっとしていて、日没後に活発になる傾向にあります。
実際の見た目を確認したい方は、こちらの記事に写真が載っています。
チョウバエの発生源は、石鹸カスや皮脂汚れなどの有機物を含んだ汚泥や、排水口のヌメリやヘドロの場合が多いです。次の3つのポイントを意識してチョウバエが発生したり、増えたりしないように対策・対処しましょう。
まずは、発生源となる排水まわりを掃除。ヌメリやヘドロを除去し、汚泥水を溜めないようにて、いつもキレイな状態をキープしましょう。
バスルームのあみ戸に穴が開いてないか、窓に隙間がないかを確認しましょう。あみ戸や窓ガラスに虫よけスプレーをしておくことも効果的です。
数匹だからと油断せず、その都度、コバエ駆除用のスプレーなどで退治し、チョウバエを大量発生させないようにしましょう。
チョウバエ以外に、紙魚(シミ)という虫もお風呂場に発生しやすい虫の一種です。
紙魚とは、本棚や書籍の近くやお風呂場などで見かける、フナムシのような1cmほどのテカテカした虫です。
古本の表紙などの紙類を食べますが、湿度が高く温かい環境を好むため、お風呂場に出没することもあります。でも、わずかな水で溺死してしまうという特徴があります。ちなみに人体への影響はないので、数匹見かけた程度では問題はありません。
実際の見た目を確認したい方は、こちらの記事に写真が載っています。
お部屋をこまめに掃除し、餌となる紙類や段ボールはすぐに捨てるようにしましょう。
入浴後は浴室の水気をふいたり、お風呂に入っていない時間帯はできるだけ換気扇を付けっぱなしにするなど、お風呂場をなるべく乾燥させましょう。
紙魚にも適用のあるエアゾールの殺虫剤を常備し、発見したら素早くスプレーして駆除するのがおすすめです。
お風呂場のような湿度の高い場所を好む虫は他にもいます。
チャタテムシ、キノコバエ、ゴキブリ、シロアリなどが代表的です。これらの虫はお風呂場で発生するわけではありませんが、おうちの環境によっては他の場所から移動してくる可能性があります。お風呂場だけでなく、おうち全体の掃除を定期的に行い、清潔に保つことで虫の発生を抑えましょう。
お風呂場に発生しやすい虫は、他にもいます。対処法などは以下のリンク先をご覧ください。