あー、眠い。
こんな朝は、
お風呂でスッキリ。
お風呂のギモン
朝風呂と、夜風呂。お風呂に入るタイミングは人それぞれ好みがあると思いますが、朝と夜で体への効果は変わるのでしょうか。
結論から言うと、時間帯によって体への効果が変わるということはありません。ただ、朝と夜でお風呂に入る目的が違うなら、お湯の温度や入浴時間を変えるのがおすすめです。
朝風呂は一日の始まりに入るので、頭をスッキリさせたい人が多いと思います。その場合は、42℃くらいの熱めのお湯に短時間入りましょう。熱めのお湯は交感神経を優位に働かせることで眠気を覚まし、活発な気分にさせてくれます。
ただし高血圧の人は、朝風呂には注意が必要です。目覚めたばかりの体は体温が下がっているため、いきなり熱めのお湯に入ると急激に血圧が上がってしまう可能性があります。ぬるめのお湯に入ったり、シャワーで済ませたりすると良いでしょう。
一方で、夜のお風呂は一日の疲れを癒やすリラックスタイム。朝とは逆に、38〜40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくり入ることで緊張をほぐし、ほっと一息つくことができます。また、夜のお風呂は寝つきを良くする効果も期待できるので、朝風呂派の人も、できれば夜もお風呂に入ることをおすすめします。
同じお風呂でも、気分をスッキリさせたいのか、リラックスしたいのか、目的によってお湯の温度や入浴時間を変えた方がいいのはおもしろいですね。朝風呂も夜風呂も、うまく使い分けて気持ちいいバスタイムを過ごしましょう。