生態・特徴
アオバハゴロモ成虫(体長約6~10mm)
アオバハゴロモ幼虫(体長約6mm)
吸汁性害虫
カメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科の吸汁性害虫であるアオバハゴロモ。成虫の体長は約6~10mm。幼虫・成虫ともに植物の汁を吸う。地域によっては、「シロコババ」「ハトムシ」「ハトポッポ」「ポッポ」等と呼ばれる。
幼虫のときは白い綿のようなもので覆われており、成虫になるとキレイな淡い緑色の羽を持つ。幼虫が分泌する綿状の物質が枝に付着するため、カビ等が原因の病気と間違われることもある。
発生しやすい時期
春から秋にかけて発生(4~10月)。風通しや日当たりが悪いと発生しやすくなるため、葉や枝が混みあっている部分を剪定する。
発生しやすい植物
マサキ、カナメモチ、バラ、アジサイ、つばき類、クチナシ、ユキヤナギ等の花木・庭木類。
その他、ミカン等のかんきつ類、イチジク、柿、桃、クワ等の果樹類。野菜ではミョウガ等。