生態・特徴
ハスモンヨトウ(約10mm)
食害性害虫
幼虫は大きくなると主に夜に活動し被害をもたらすため「夜盗虫」と呼ばれる。体長は約20~40mm、体色は緑色や褐色が多い。
主な種類に、ヨトウムシ(ヨトウガ)、ハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウ、アワヨトウなどがある。
孵化したての幼虫は、葉裏に群生し葉裏から食害するため、葉が白く透けた状態になる。大きくなると夜行動するため見つけにくく、分散し、被害が拡大する。食欲が旺盛なため、一晩でキャベツなどが食い荒らされることもあるので、群生している段階で防除することが望ましい。
発生しやすい時期
3~10月、特に4~6月と9~10月に多い
発生しやすい植物
ニガウリ、エダマメ、ネギ、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、すいか、サヤエンドウ、サトイモ、ダイズ、キク、バラ、クレマチスなど。