生態・特徴
カンザワハダニ(約0.5mm)
吸汁性害虫
ハダニの種類は多く、主なものでは、ミカンハダニ、カンザワハダニ(赤色)、ナミハダニ(黄緑色)がある。
全長0.3~0.5mmほどで肉眼では確認しにくい。水に弱く、葉裏に生息する。
葉について口針を刺し吸汁するため、その跡が白色や褐色の斑点として残る。生息密度が過密になると、葉全体が白っぽくなり、植物の生育に影響を与える。また、クモのような糸を出して葉や花に糸を張り、花も被害を受ける。
防除が遅れると大量発生するため、早めに防除する必要がある。
発生しやすい時期
3~10月。特に梅雨明けから9月頃繁殖が盛んになる。
発生しやすい植物
草花、野菜、花木、庭木、果樹などほとんどの植物。