生態・特徴
クロケシツブチョッキリ(約4mm)
不快害虫
ゾウムシの仲間のクロケシツブチョッキリは、バラを加害することから、バラゾウムシと呼ばれる。
象のような鼻を持った体長5mmにも満たない小さな虫。
バラのつぼみに卵を産みつけた後、花首のところを刺してしおれさせて落とす。被害を受けると焦げたように黒っぽくなる。
危険を感じると脚を縮めて動きを止め、地面に落下する。
葉を揺らすと落ちるので、落とした後、そこから再び植物に這い上がるのを防ぐのも、被害防止に効果的。
発生しやすい時期
4~10月に発生。
発生しやすい植物
バラの新梢(新しく伸びた枝)の先端やつぼみの近くの茎を食害する。