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基本情報
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育て方
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病気・害虫
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よくあるご質問
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この栽培に役立つ情報
基本情報
栽培難易度
バラは香り見た目も優雅で、誰もが愛すべき花ですよね。
ミニバラは、その名のとおり、株の大きさがコンパクトで、小ぶりな花を咲かせます。咲く期間が春から秋と長く楽しめるのも魅力です。
- 科名 属名
- バラ科バラ属
- 主な病気
- 黒星病・うどんこ病
- 主な害虫
- アブラムシ類・チュウレンジハバチ・ハダニ類
- 生育環境
- 日当たりと風通しのよい場所(5時間以上日が当たる場所)
- ポイント
- 日のあたる場所で育てる
肥料を適時あたえる
- 土
- 弱酸性~中性(pH6.0~7.0)
栽培スケジュール
画像を拡大する育て方
1. 苗の準備
購入時のポイント
12月頃に売られる苗と、春先に売られているものがありますが、花をつけやすい、冬に販売している苗を買うといいです。
- 茎が太い
- 葉の枚数が多い
- 根がポットの下から出ている
2. 植え付け
- 鉢の大きさ5~6号
- 植え付け時期12~2月の寒い時期が適しています。
- 土元肥タイプの培養土(なければ化成肥料をあらかじめ適量混ぜ込みます。)
ポットから苗を出した時に、根がびっしり真っ白になるまで張っている場合は根を指でほぐして底の1/3ぐらいを崩してください。土の割合が多い場合は、そのままでOKです。
3. 水やり
乾燥が苦手なので、土の表面が乾いたら、根元にたっぷりと底から水が出るまであげてください。
4. 肥料
ミニバラは肥料が大好きです。
液体肥料か、固形肥料等の置き肥を定期的に10月ぐらいまであげてください。
冬は、寒肥として、固形肥料をあげてください。
5. 栽培環境と栽培のポイント(増やし方含む)
- 生育環境生育期は、風通しがよい5時間以上日のあたる場所で育ててください。夏の暑い時期は、直射日光は避けてください。雨には当たらないよう気をつけてください。
- 花がら摘み花が咲くと、枯れた花は取り除く「花がら摘み」を都度行ってください。そのままにしておくと見た目も悪いですが、病気の原因になります。
- 剪定・整枝花が満開に咲ききったら、5枚葉の上で剪定します。下葉が枯れていたら取り除いてください。10月以降は剪定はしないでください。
6. 植え替えのポイント
1年に1回、12~2月に行います。
植え替えとは、多年草は生育期間が長く、根が成長して窮屈になってくるため、ひと回り大きな鉢に移し、新たに根を張らせ、株全体の成長を促すのが目的です。
そのため、植え替えの際は、古い根を半分ぐらい切ると、新しい根の成長につながります。
病気
黒星病
カビ(糸状菌)によって伝染する病気で、葉に褐色又は黒っぽい斑点が徐々に広がり、病斑部の周りから黄変し落葉する。
バラの場合、発病後落葉し枝にはシミができ、株が衰弱し、美しい花が咲かない。梅雨の時期、気温20~25℃の比較的暖かく湿度が高い時期に発生しやすい。
対処法
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予防
雨や水はねによって病気が広がるので、雨に当たらない、風通しのよい場所で育て、水やりは、株元にあげるようにし水はねを防ぎます。
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対処
発生初期は、症状が出た部分を排除して様子を見ましょう。症状が広がる場合はできるだけ早く薬剤を使用します。
うどんこ病
葉や茎が小麦粉をふりかけたようになる病気で、白いカビ(糸状菌)の発生が原因です。菌糸を植物の組織の中にのばして栄養分を吸収し、進行すると、茎や葉がねじれて萎縮、ひどい場合には葉が黄化して枯れます。
伝染するため、早めに防除する必要があります。
4~10月頃に発生し、バラは特に発病しやすく、被害を受けやすいので早期発見が大事です。
対処法
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予防
湿度が低くても発病するため、日当たりや風通しをよくする。
特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがおすすめです。 -
対処
症状が軽い場合は感染した葉だけちぎって様子を見ます。ちぎった葉は必ず廃棄することが重要です。
害虫
アブラムシ類
体色は黄緑色のものから黒褐色まで多様だが、黄緑色のものが多い。
植物の新芽に好んで寄生し、口針を幼枝の先端部や茎、根などに差し込んで汁液を吸います。ウイルス病を媒介することもあります。
対処法
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予防
特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがおすすめです。
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駆除
数が少ない場合は、セロハンテープなどを利用することをおすすめします。
多く発生している場合は、薬剤を使用ください。
チュウレンジハバチ
バラの大敵といわれるチュウレンジハバチは、年3~4回発生し、5月頃から目立ち始めます。一度にたくさん発生して、葉裏に群棲し、葉縁から葉を食べつくします。
成虫は茎に産卵し、その茎はやがて縦に裂けていくのでそれとわかります。
対処法
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駆除
数が少ない場合は、セロハンテープなどを利用することをおすすめします。
多く発生している場合は、薬剤を使用ください。
ハダニ類
ハダニ類は0.5mmと非常に小さく、主に葉裏に寄生しています。梅雨明けから9月頃にかけて繁殖が旺盛になります。雌は交尾しなくても産卵することができるため、一匹いればどんどん増えていきます。また、クモの仲間なので、クモと同様に糸を出します。
葉裏に寄生して汁を吸うため、針先でつついたような白い小斑点を生じます。数が多くなると白くカスリ状にまとまって見えます。被害が進行するに従って葉色は悪くなり、落葉して枯れることもあります。
対処法
- 予防特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがおすすめです。
- 駆除ハダニは小さい虫のため、見えないという人もいます。そういった場合、おかしいと思う葉裏に白い紙を置いてみて、息を吹きかけた時に動き回る小さな虫がいたらハダニです。糸が絡んでいるときもハダニの可能性があります。
駆除する場合は、手で捕殺しなくても、水で流すことが可能です。葉の裏側まで洗い流すように勢いよく水をかけましょう。