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基本情報
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準備・植え付け
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栽培・収穫
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病気・害虫
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よくあるご質問
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この栽培に役立つ情報
基本情報
栽培難易度
子供から大人まで大好きな甘酸っぱくてジューシーなイチゴ。果実類の中では、比較的栽培が簡単なため、初めて家庭菜園をする人にもおすすめです。
- 科名 属名
- バラ科オランダイチゴ属
- 収穫までの期間
- 約7~8ヵ月
- 主な病気
- うどんこ病、灰色かび病、炭そ病
- 主な害虫
- アブラムシ類、ハダニ類、ナメクジ
- 生育適温
- 17~20℃ 発芽適温:18~23℃
- 必要な栽培スペース
- 風通しが良く日当たりの良い場所
- 水やり
- 乾燥に弱いので、土の表面が乾いていたらたっぷりとあげます。
- 土
- 弱酸性~中性(pH5.5~6.5)
栽培スケジュール
画像を拡大する準備
- プランター
- 一般的なサイズのプランターで、3~4つの苗を植えられます。他には、イチゴ栽培用に作られた鉢「ストロベリーポット」を使う方法もあります。特徴は、「ランナー」を這わせやすいことです。一方で、素焼きなので重さがあったり、値段が高いといった欠点があります。
- 野菜用の培養土
- 市販の「野菜用の培養土」や「イチゴ用の土」を使うと手間がかからず、プランターに入れるだけなので簡単です。
- 化成肥料
- 市販の「イチゴ用の肥料」や緩効性肥料を施肥します。
- 底石用の軽石+ネット袋
- 水はけをよくするためにプランターの底に軽石を入れます。その際、ネット袋があると片付けの時に楽なので、ネットに入れて浅く底に敷きます。
- 園芸用マルチ・敷きワラ
- 越冬する際は、乾燥防止と果実の保護のため、土の表面を園芸用マルチや敷きワラを敷きます。
植え付け
1. 苗の準備
購入時のポイント
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本葉が3~4枚程度の苗
葉は濃い緑色をしているもの
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株の根元部分の「クラウン」と呼ばれる部分が太くて大きいもの
2. 苗の植え付け
植え付けの手順
- プランターの底に鉢底石を敷き培養土を入れます。3~4cmほどウォータースペースを残してください。
- 土の表面を平らにし、ポットと同じくらいの大きさの植穴を掘り、苗を20~25cmくらい間隔で植え付けます。
- 植え付け後、底から水が出るまでたっぷり水をやります。
ポイント
植え付ける際に気をつけること
「クラウン」を土に埋めてしまうと、芽がうまく出なくなるので注意してください。
また、各株のランナーのあとの向きを揃えておくと、収穫時に楽になります。
栽培
1. 枯葉取り
2. 追肥
肥料を与える際は、局所的にまとめて与えたり、根に直接肥料が触れないように注意してください。
3. 水やり
4. 防寒対策
5. 人工授粉
収穫
タイミング
病気
うどんこ病
葉に斑点ができ、白っぽいカビのようなものが生え、やがて枯れます。
うどんこ病は湿度が低い環境(4~10月に多い)で、温度が17~25℃ぐらいのときに発生しやすくなります。真夏・真冬は発生しにくいです。
対処法
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予防
特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがおすすめです。
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対処
症状が軽い場合は感染した葉だけちぎって様子を見ます。ちぎった葉はビニール袋に入れてゴミとして捨てるなど、廃棄することが重要です。うどんこ病になってきた箇所は元通りにはなりませんが、初期段階で対応することで、被害の拡大を抑えられます。
灰色かび病
葉の緑が黒くなったり、花が褐色になってシミのような病斑ができる病気で、カビ(糸状菌)が原因です。菌糸を植物の中にのばして栄養分を吸収し、進行すると葉や花弁が腐敗して枯れます。灰色の粉(分生子)が生じて、伝染しやすくなることもあるので、早めに防除する必要があります。
対処法
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予防
日当たりや風通しを良くします。
特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがおすすめです。 -
対処
発生初期は、症状が出た部分を排除して様子を見ましょう。症状が広がる場合はできるだけ早く薬剤を使用します。
炭そ病
カビ(糸状菌)の一種である炭疽病菌が原因で、葉・茎・果実などに発生する病気です。
葉に発生した場合は、褐色の病斑が生じ、その上に黒い点や穴ができます。茎や枝に
発生した場合は、へこんだ褐色の斑点ができ、枝や茎が枯れます。果実には褐色のくぼんだ斑点ができ、黒い点が生じて腐敗します。
梅雨や秋の長雨など、湿度があり、やや気温の高い時期に蔓延しやすくなります。
対処法
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予防
日当たりや風通しを良くします。
水やりは根元に与えるようにし、茎葉や果実にかからないようにしましょう。 -
対処
感染した部分を取り除き、ビニール袋に入れてゴミとして捨てるなど、廃棄することが重要です。また伝染する病気なので、周囲に感染していないかをよく確認しましょう。初期段階で対応することで、被害の拡大を抑えられます。
害虫
アブラムシ類
アブラムシ類は、様々な植物や野菜に群生する昆虫です。体は小さく、1~4mmほどしかありません。しかし、群れになって野菜を襲うので大きな被害を受けます。
アブラムシ類が植物につくと、植物は汁を吸われて成長が止まり、やがて枯死します。また、アブラムシ類の排泄物にカビが発生し、葉が黒くなることもあります。
さらに植物ウイルス病を媒介し、植物を全滅させるなどの被害をもたらすこともあるので、油断ができません。
対処法
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予防
特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがおすすめです。
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駆除
多く発生している場合は、イチゴのアブラムシ類に適用のある薬剤を使用ください。
ハダニ類
ハダニ類は0.5mmと非常に小さく、主に葉裏に寄生しています。梅雨明けから9月頃にかけて繁殖が旺盛になります。雌は交尾しなくても産卵することができるため、一匹いればどんどん増えていきます。また、クモの仲間なので、クモと同様に糸を出します。
葉裏に寄生して汁を吸うため、葉に針先でつついたような白い小斑点ができます。数が多くなると白くカスリ状にまとまって見えます。
被害が進行するに従って葉色は悪くなり、草花や野菜では落葉して枯れることもあります。
対処法
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予防
特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがおすすめです。
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駆除
ハダニ類は小さい虫のため、見えないという人もいます。そういった場合、おかしいと思う葉裏に白い紙を置いてみて、息を吹きかけた時に動き回る小さな虫がいたらハダニ類です。糸が絡んでいるときハダニ類の可能性があります。
駆除する場合は、水で流すことが可能です。葉の裏側まで洗い流すように勢いよく水をかけましょう。
多く発生している場合は、薬剤を使用ください。